子どもと関わりたいなら小児看護の職場

小児看護に携われる仕事は主に4つあり、その1つは医療機関に設けられている小児科です。
小児科は、一般的に新生児から高校生くらいまでを対象としていますが、年齢制限が定められているわけではありません。
喘息やアレルギーなどの慢性的な疾患で主治医が変わらない場合は、成人してからも小児科への受診が可能です。
そのほか、消化器系や感染症など、外科以外のほとんどの病気に対して診療しています。
したがって、小児看護師に必要なものは、幅広い豊富な知識と高い技術と言えるでしょう。
小児看護師は医師の診療補助をはじめ、小児患者とその家族に対するケアを施すことが仕事です。
そして2つ目には保育園が挙げられ、保育園における看護師の役割は保健室の先生のようなもので、主に園児の健康管理を行います。
また、感染症予防のための対策、保護者への指導なども仕事です。
3つ目に挙げる重症心身障がい児施設は、重度の障がいがある子どもが入所している施設のことを指します。
重症心身障がい児施設での看護師の仕事は、入所者の治療や療養を目的とした医療的ケアと生活支援で、介護職と協力するのが特徴です。
4つ目のツアーナースは、学校や企業の旅行に付き添い、ツアー参加者の健康を管理する看護師のことを言います。
仕事の内容としては、小学校の修学旅行への付き添いが少なくありません。
そのため、小児科での勤務経験があり、小児看護に必要な知識と技術が豊富な看護師が重宝される傾向にあります。